家庭でできる食中毒対策
蒸し暑い日が続いています。梅雨から夏にかけて発生しやすい「食中毒」。
ニュースなどで耳にするのは飲食店などでの集団発生ですが、家庭で発生するケースも少なくありません。
今回は、食中毒の原因と、家庭でできる食中毒対策についてご紹介します。
食中毒の原因
食中毒の主な原因は以下の通りです:
- 細菌やウイルス
- 自然毒:フグや食用でないキノコなどに含まれる毒素
- 化学物質:赤身魚に含まれるヒスタミンなど
- 寄生虫:魚介類につくアニサキスなど
季節ごとの食中毒の注意点
- 夏:細菌による食中毒に注意
- 冬:ウイルスによる食中毒に注意
細菌性食中毒の予防法
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細菌を食べ物に「つけない」
- 手やまな板、包丁などをしっかり洗う
- 食材ごとに包丁やまな板を使い分ける
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食べ物に付着した細菌を「増やさない」
- 食材をすみやかに低温保存する
- 冷凍した食材は、流水や電子レンジで短時間で解凍する
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細菌を「やっつける」
- 食材の中心までしっかり加熱する
- 焼き肉やしゃぶしゃぶの際は、生肉に触れる箸と食事用の箸を使い分ける
調理後の対策
- 包丁、まな板、スポンジなどは使用後によく水洗いし、熱湯で消毒する
- 定期的に塩素系漂白剤で消毒する
体調に異常を感じたときは
もしも体調に異常を感じたときは、まずは当院へお電話でご相談ください。