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マイコプラズマ肺炎

[2024.10.26]

マイコプラズマ肺炎は、細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。症状としては、発熱・倦怠感・頭痛・咳などです。咳は熱が下がった後、3~4週間続くのが特徴です。マイコプラズマ肺炎に感染した人の多くは気管支炎の比較的軽い症状が続きます。確率は低くなりますが肺炎になったり、重症化したりすることもあります。また、5~10%未満の方で、中耳炎・胸膜炎・心筋炎・髄膜炎などの合併症を併発する場合もあるそうです。実は、マイコプラズマ肺炎の感染力はそれほど強くなく、学校や地域で感染が拡大する速度は遅いと言われています。ただし、家庭内や長時間一緒に過ごす友人など、濃厚接触による感染が見られます
感染経路飛沫・接触により感染すると言われています。感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、2~3週間くらいとされています。
治療方法マクロライド系などの抗菌薬で治療されますが、成人で肺炎を伴わない気管支炎であれば、抗菌薬による治療を行わないことが推奨されています。重症化した場合には、入院治療が行われます。
予防策うがい手洗いを行い、マスクを着用するなど“咳エチケット”を守ることを心がけましょう。また、タオルの共用は避けるようにしてください。
※咳が長引くなどの症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。

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